タイトルの通りに私が思った相手は
今や有名人ですね
税理士の大矢容疑者
少なくとも13匹の猫を虐待して死なせたとして逮捕されたおっさんです
2番目の画像は虐待に使われたとして、押収された品々
「害獣駆除にあたるから法律違反にはならない」???
じゃあなんで身元がバレないように動画投稿してたんだよ
おそらく事が発覚したときのために、そういう台詞を用意してたんだろ
だいたい猫に限らず糞尿は臭いに決まってるだろ
猫が害獣だったら地球上の動物全部害獣になるわ!
猫が嫌いだというならそれはしかたない
全ての人が動物好きとは限らない
しかし嫌いだから虐待していいってことにはならないぞ
害獣駆除というならそんなに苦しませて殺す必要はないはず
どう見ても猫をいたぶることが目的としか思えない
害獣駆除っていうなら
猿や熊やカラスにも同じようにやってみろよ
ぜっっったいできないだろ!
弱い生き物いたぶって英雄気取り
笑わせるんじゃないよ
で
なんで江戸時代かというと
徳川五代将軍綱吉治世下に存在した法律
“生類憐れみの令”
これがあったから
天下の悪政として有名なこの法律
元々はそんなに悪政というわけではなかった
最初は捨て子対策として発令されたもののようですが
生き物を大切にしましょうという風に発展していき
なかなか庶民は守ってくれないところから
根気よく法令を発し続けていったら
どんどんエスカレートしてしまい
庶民の不満爆発
結果悪法と言われるようになった
なかには蚊が腕にとまってパチン!とやっただけでお縄になったこともあるというから
そりゃ悪法と言われてもしかたない
この時代に生まれてたら
大矢容疑者は間違いなく死罪だろう
人心の荒廃が目立つ現代こそ
存在してほしい法律だ
参考までに
生類憐れみの令の原文
覚え
一、捨て子これ有り候はば、早速届けるに及ばず、その所の者いたはり置き、直(じき)に養ひ候(そうろう)か、または望みの者これ有り候はば、遣はすべく候。急度(きっと)付け届けるに及ばず候事。
一、鳥類・畜類、人の疵(きず)付け候やう成るは、唯今(ただいま)までの通り相届けるべく候。その外友くひ、またはおのれと痛め煩ひ候ばかりにては届けるに及ばず候。随分養育致し、主(あるじ)これ有り候はば、返し申すべき事。
一、主無き犬、頃日(けいじつ)は食物給(たべ)させ申さず候やうに相聞こえ候。畢竟(ひっきょう)食物給させ候えば、その人の犬のやうに罷(まか)り成り、以後まで六ケ敷(むつかしき)事と存じ、いたはり申さずと相聞こえ、不届きに候。向後左様これ無きやう相心得るべき事。
一、飼ひ置き候犬死に候えば、支配方え届け候よう相聞こえ候。別条無きに於ては、向後ケ様(かよう)の届け無用の事。
一、犬ばかりに限らず、惣じて生類、人々慈悲の心を本といたし、あはれみ候儀肝要の事。
以上
卯四月 日
1番目の画像は徳川綱吉