加治川治水ダムで起きた事故について

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今月17日

新潟県にある滝谷森林公園内を流れる加治川で

県が管理する加治川治水ダムが観光放流を行った

その際まったく警告を行わなかったことが原因で

川遊びをしていた親子が流され

救急搬送された

幸い親子は無事救出され、ともに軽傷で済んだのだが

その後、管理のズサンさが浮き彫りになっていった

情報伝達経過を時系列で示すと以下のようになる

17日 16:13

公園管理棟より地域振興局へ「人が取り残されている」と、放流停止を要請

17:06

地域整備部職員より同部長へ「人が取り残されたが無事救助」と伝えられる

17:30ごろ

公園管理棟より地域整備部職員へ

親子が流され、救急搬送されたことが新たに判明

18:53

地域整備部職員より本庁河川管理課職員へ

県本庁への最初の連絡

20:36

河川管理課長から土木部長へ

土木部長への最初の連絡

「親子が救助された。搬送されたが命に別状なし」

「流された」との重要情報が欠落

21:12

河川管理課長より防災局へ

報道発表を決定

21:42

土木部長より米山知事へ

知事への最初の連絡「取り残された母親を救急搬送。しっかり調査し、発表する」と伝える

18日 1:11

土木部長から河川管理課長へ

発表内容を確認する中で、土木部長が初めて「流されていた」事実を認識

1:18

河川管理課より報道機関へ

報道発表

10:21

土木部長より米山知事へ

「流されていた」事実を知事が初めて知る

10:40

地域振興局・企画振興部長より地域振興局長へ

事故を報告

これだけ見ても「おいおい」という感じであるが

その後の調査で

これまで放流の際にサイレンなどの警告を行わずに放流することが慣習となっていた事実が判明

少なくとも30年近く予告のない放流を行っていたという

さらに県管理の7つのダム

三面、内の倉、胎内川、早出川、笠堀、刈谷田川、大野川も予告なし放流を行っていたことが判明

いずれも点検でゲートを開けて放流する際

周辺住民らが混乱するとし

長年の慣習でサイレンを鳴らしていなかった

サイレン鳴らして混乱するのがなんなんだよ

せいぜい問合せがくるぐらいだろ

鳴らさないで人が流されるほうがよっぽど問題だろ

今回事故のあった放流について

県が目撃情報や放流量を基に、親子が取り残された中洲周辺の水位を試算した

それによると、17日午後3時半ごろの水位は最大約38㎝で歩いて渡れるところもあったが、親子が流された4時半ごろには最も深いところで約112㎝に達したとみられる

中洲自体は周囲より高いため、増水後も水位は最大約16㎝だったと試算

ただ急激な水量増加で、水の流れは毎秒3メートルの速さにまで達したと推測した

水難学会の会長で水難事故に詳しい長岡技術科学大の斎藤秀俊教授は

最大水位16㎝で秒速3メートルの流れについて

「どんな体格の人でも必ず流されるレベル。大変危険だった」と指摘した

加治川治水ダムも滝谷森林公園も

私の大好きなスポットでよく訪れる

そこで今回のようなことが起こったのは非常に残念

現在森林公園内の川は立入禁止となっている

もうじき夏休み

早急に対策をたて

みなが楽しめる場所を取り戻してくれることを願う