本と映画と音楽の日々

主に好きな映画や本のことを書いてます。日常のこともダラダラ書いてたりします。気が向いたらお立ち寄りください。

虐待は許さん

昨日からトイプードル虐待のSNSが大炎上しとりますが

 

私の愛猫ぽんちゃんも

危険な目に合いました

 

この前の日曜日

寒い雪の朝だった


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外出して

帰宅した私が目にしたものは

 

エアガン持った近所の中学生に

狙い打ちされてるぽんちゃんの姿だった

 

ぽんちゃんはデブ猫ではありますが

それでも猫らしく

素早く逃げて家に入っていきました

 

逃げきったぽんちゃんを見届けてから

怒り狂った私は中坊に走りよった

 

おそらく鬼のような形相をしてたであろう私の気配に気がついた中坊は

慌てて逃げようとしたが

襟首をひっつかまえて

ドスのきいた声で「今なにやった?なんで猫を射つ?」と凄んだ

 

中坊は逃げようとあがきながら

とんでもないことを言っていた

 

中坊いわく

「父ちゃんに頼んでエアガン買ってもらった。だから試し射ちしたんだ。木やドラム缶みたいな動かないものだと面白くないから、猫を狙ったんだ」

 

聞いたとたん

怒りのあまり脳ミソが冷えていった

 

「ほお~ぉ」

それだけ言うと

私は中坊からエアガンを奪いとり

中坊に狙いを定めて構えた

 

「なにするんだよ~」

中坊は涙目になって逃げようとするが

腰が抜けたらしく

その場に座り込んだ

 

「動物だって生きてるんだから、エアガン射たれりゃ怖いんだよ。弾が当たれば痛いんだよ。なんの抵抗もできない猫を射つなんて最低だ。どれだけ怖くて痛いか、身をもって知れ!」

 

中坊はもはや涙と鼻水でぐしゃぐしゃになりながら

「ごめんなさい!もうしません!」

と叫んでいる

 

 

元よりホントに射つつもりはないので

中坊の襟首をひっつかんて中坊の家まで引きずっていった

 

玄関に出てきた中坊の両親に

事の次第を説明すると

 

中坊の父ちゃん

いきなり中坊に往復ビンタ

「お前は弱いものいじめて楽しいのか!そんな子に育てた覚えはない!」

と私もビビるぐらいの怒声

 

そして私に向かって

「ホントに申し訳ない。こいつにはしっかり言って聞かせます。後程改めてお詫びに伺いますので·····」

 

中坊の父ちゃん

実は元ヤン

普段は穏やかな人ですが

怒らせるとものすごく怖い

 

父ちゃんに首根っこつかまれて引きずられていく中坊を見送って

私も帰宅した

 

そして昨日

父ちゃん母ちゃんに連れられて

中坊が謝罪していった

 

相当締められたらしく

中坊はげっそりしていた

 

謝る姿を見て

本当に反省しているのが見てとれたので

許してやった

 

父ちゃんは

「エアガンは取り上げました。性根を叩き直してから持たせることにします」と

 

「私も中学生相手にやりすぎだったかもしれません。すみませんでした」と言うと

 

「いやいや、こんなバカ息子にしてしまったのは私達です。ぽんちゃんケガはありませんか?治療費もうちで持ちますので·····」と母ちゃん

 

ぽんちゃんを調べてみたけど、ケガはないし

いつもと変わりなくマイペース

だから様子をみることにした

 

中坊相手に大人気なかったかと思ったけど

あのまま大人になるよりはいいよな

 

元ヤン夫婦がいい人たちでよかった

 

ぽんちゃんは今日も元気です


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