この前テレビで
ブルー・ビーという
美しい青い蜂を映していた
幸運を呼ぶ青い蜂なんだそうな
このブルー・ビー
ミツバチの1種で
別名ルリモン・ハナバチ
黒い体に青い毛がボーダー状に生えている
確かに美しい蜂である
ミツバチの中でも青いものは非常に珍しいらしい
近年では数が減少していて
絶滅危惧種になっているとか
その稀少性から
ブルー・ビーを見ると幸運がやってくる
と、言われている
この手の話はよくありますなあ
見ると幸運がやってくる
で?
ホントに幸運がやってきた人
いるの?
そういう話いまだかつて聞いたことないんですけど
実際には
美しい珍しい蜂を見ることができて
幸せな気持ちになるってことなんでしょうね
このブルー・ビー
生態はというと
自分で巣を作ったりせず、近縁のハナバチの種類の巣に労働寄生をする
労働寄生とは、宿主の体そのものでなく、宿主が必要な餌として獲得したものを奪う、あるいはそれを行って生活すること
こういう生態の蜂が
美しい姿ではなく
真っ黒い不吉な姿をしていたら
逆に不幸を呼ぶ蜂とでも呼ばれていたに違いない
人間とはそういうものだ
幸運を呼ぶ蜂とは
人間が勝手につけた呼び名
蜂も自然もあるがままにあるだけだ
このブルー・ビーは
熊本県の葉祥明絵本美術館の丘でよく見られるということです
こんなところで
こんな美しい蜂を見ることができたら
確かに幸せな気分になるだろう
ブルー・ビーが見られるのは9~11月ぐらいですが
美術館では8月から見れるそうです
幸せが訪れるかどうかは別にして
1度は行ってみたいところです