映画「クレオパトラ」
1963年
スッゴク古い映画です
私が産まれる前の映画ですからねえ
でも私はこの映画を観て
エジプトに魅せられたんですよね
子供の頃にテレビでやってました
物心ついた頃だったんで
古代エジプトの栄華に釘付けになりました
主演はエリザベス・テイラー
4時間の大作
YouTube探してみたら
ありました
Elizabeth Taylor Seductive Cleopatra - YouTube
クレオパトラというと
男たちを手玉にとった妖艶美女
というイメージですが
映画はそのイメージそのままに作られてますね
この映画
主演候補は二人いたんだそうで
エリザベス・テイラーとオードリー ヘップバーン
しかしエリザベス・テイラーの圧勝だったそうです
これはわかるな
オードリーは魅力的な女優さんだけど
男を惑わす妖艶美女を演じるには
ちと役不足かも
私もどっちを選ぶと言われたら
エリザベス・テイラーにするだろう
まあそれはさておき
クレオパトラ7世のこと
プトレマイオス朝最後のファラオである
クレオパトラ7世の彫刻
この頭部の彫刻だけ見ると
まあ正直美人とは言いがたい
実際クレオパトラは美人ではなかったという説もある
彼女の頭の良さと声を褒め称えていたが
美人だとは言っていないという
美人の基準はその国や時代によって変わるので
実際どうだったのかはわからないが
魅力的な女性であったことは確かなようだ
カエサルのところに貢ぎ物の絨毯の中に入っていった
最後は毒蛇に自分を噛ませて死を迎えた
この2つのエピソードは映画や戯曲なんかにも必ず入れられ
絵画の題材にもなるくらいドラマチックな逸話です
しかし
この男を惑わす妖艶美女
ドラマチックな人生
というイメージは
彼女を滅ぼした側が広めたものだったらしいです
確かに
冷静に考えてみると
如何に妖艶な美女が目の前に現れたからといっても
カエサルが鼻の下伸ばしてデレデレしてたとは考えにくい
たやすく美女に籠絡されているようじゃ務まらないだろう
ローマの支配者とエジプトの女王
政治的な理由のほうが大きかったと思う
この二人に恋愛感情があったかどうか
ただお互いを尊敬し、認めあう間柄だったのは事実のようです
カエサルが暗殺されてから
後継者がアントニウスと当たりをつけ
近づいたのがクレオパトラの誤算だった
そこからはもうアントニウスは邪魔なだけだったに違いない
最後は毒蛇に噛ませて自死したと言われているが
実際は違うらしい
腕に刺し傷のようなものがあったため
そう伝えられたが
クレオパトラの遺体の側には
蛇はいなかったという
事実がどうなのかはわからないが
無念の最後を遂げたことに変わりはないだろう
映画の記憶が薄れてたので
クレオパトラで検索してみたら
こんな記事見つけました
クレオパトラも使っていた可能性 / 2000年前の古代エジプトでイケてた香水が復元される - ロケットニュース24 - GREE ニュース
クレオパトラが愛用していた香水が復元されるっていう記事なんですが
ちょっと興ざめしてしまいました
確か10年ぐらい前?
ハトシェプスト女王の香水が復元されるとかって騒がれてたな~
さらに10年ぐらい前にはナポレオンの香水が復元されるとか言ってて
今じゃ当たり前のように「ナポレオンの香水」って言って売られてる
今でもクレオパトラの香水っていうのは売られてますが
それは復元されたものじゃなくて
クレオパトラのイメージで作られたものみたいですけどね
こうなってくると
古代のロマンもへったくれもないな~
なんて思ってしまう
現代科学の進歩って
スゴいとは思うけど
やっぱり古代のロマンとはかけ離れてるよな····
ハワード カーターがツタンカーメンの墓を発掘した時が
古代エジプトのロマンのピークだったかもしれない
(画像はWikipediaからの引用です)