本と映画と音楽の日々

主に好きな映画や本のことを書いてます。日常のこともダラダラ書いてたりします。気が向いたらお立ち寄りください。

ものすごく気になったけど、とても観ることができなかった映画

アメリカはインディアナ州でシルヴィア▪ライケンス事件が起きたのは1965年

 

シルヴィア▪ライケンスという少女が

預けられた家で虐待され死亡した

虐待と一言で片付けるには悲惨すぎる出来事だが

 

その事件を元にして作られた映画が二本ある

 

シルヴィア▪ライケンス事件についてはこちらをどうぞ


ガートルード・バニシェフスキー【シルヴィア・ライケンス事件】 - NAVER まとめ

 

そして2つの映画のレビューを貼っておきます


隣の家の少女 - ネタバレ・内容・結末 | Filmarks映画

 

 


アメリカン・クライム - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarks映画

 

この2つの映画

ものすご~く観たかったけど

 

とても観れなかった

学校でのイジメ問題なんかもこんな感じなんじゃないかと思うし

決して風化させてはいけない事件だと思うし

そういう意味でも目を背けずに観たいと思ったんですが

 

もう予告動画観た段階で無理

観てはいけない

観たら絶対後悔する

観たらきっと夢に見て

一週間ぐらいうなされる

 

そう思って観ませんでした

 

そんなに観たいなら観ればいいじゃん

と、思われるかもしれませんが

 

ダメなんですよ私

こういう残酷なの

 

元々ホラー好きだから残酷なのも結構平気は平気

スプラッターみたいな惨殺系は平気なんです

 

でもこういうのはダメ

うまく言えないけど

残酷の意味が違うんです

 

ただ隣の家の少女のほうは

本がありました


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活字なら大丈夫かもしれない、と

購入し、恐る恐る読みました

 

3日かけて読み終わった時は

やっぱり後悔しました

神経に

結構きましたね

 

でも読んだ印象は

それほど胸糞悪くなかった

 

いや

虐待の中身は死ぬほど胸糞悪いんですが

読後感は思ったほど悪くなかった

 

多分主人公の少女が

強い女の子だったからかも

あれほど酷い目にあいながらも

負けてないんですよ

精神的にものすごく強い

その強さが清々しくて

それだけが救いだった気がします

 

でも多分

二度と読まないでしょう·····

 

アメリカンクライムは

裁判のときに証言した言葉なんかをそのまま使ってたりと

現実の事件を再現したような感じらしいです

ドキュメンタリーというわけではないと思いますが

かなり実際の事件に近い感じみたいですね

 

隣の家の少女

人間の残酷さと集団心理の恐ろしさを描いた小説

という感じを受けました

 

でも表面に出てこないだけで

同じようなことがどこかで起こってるかもしれない

と思うと

 

人間て恐ろしいな·····と

改めて思いますね