え!
となる展開っていろいろあると思います
展開が予想外すぎた場合がほとんどだと思いますが
今回書くのはそれほど予想外なラストではありません
正直予想はつきやすいと思います
私が個人的に「うわ~、これ精神的ダメージ大きいわ~」と思ったラスト30分の作品です
ひとつ目「セッション」
ジャズドラマーを目指し
名門音楽校に入学した主人公と学校の鬼教師とのやり取りを描いた作品
この教師
鬼教師なんて生やさしいもんじゃないしごき方をする
絶対パワハラで訴えられるだろってレベル
いや
パワハラも生やさしいかなあ
とにかく生徒を罵倒しまくり
昔ならよくいるタイプの教師かもしれない
でも今時こんなやり方してたら間違いなく訴えられる
そしてその鬼教師に食らいついていく主人公もすごい
結局いろいろあって
ちょっと不本意ではあったが
主人公は匿名で教師を訴えることに
教師は自分を訴えたのが主人公だと気付いていて仕返しを仕掛けます
いや~
これはキツイ
敢えてネタばらしはしませんが
これはよほどの才能と気骨のある人間じゃないと切り抜けられない
興味のある人は観てみてください
2つ目「鑑定士と顔のない依頼人」
天才的な審美眼を持つ美術鑑定士
ある日
資産家の両親が遺した美術品を鑑定してほしいと依頼された
しかし何度も家に行ったが依頼人の女性は彼の前に姿を現すことはなく
鑑定士は次第に疑いを持つ
一旦は依頼を断る決断をしたが
彼女の家で歴史的価値のある物を見つけたり
顔が見えないながらもやり取りを続けていくうちに
主人公の心は次第に変化していく
途中微妙に残念なところとかもあるんですが
全体的にはいい作品でした
この映画のラストは
うわ~
これはキツイ
美術品の価値を知ってる人なら
これは金を盗まれるよりキツイ
最後落胆し
脱け殻になってる主人公に心底同情した作品でした
3つ目「ディック・ロングはなぜ死んだのか」
バンド仲間の3人組
ある日その中の1人
ディック・ロングが死んだ
この作品
その死因が肝になってるんですが
上記の2作品よりかなり意外性が高い
今回一番「え!!!!」となった作品です
いや死因がもう予想外すぎて·····
正直それ以外は特筆すべきところがない
物語の冒頭
いつものように3人で集まり
いつものように飲んだくれてバカやって
車で帰る時にディックの服が血に濡れてぐったりしてるのに気付いた2人
2人はなんでディックがそんな風になっているのかわかっていた
自分たちが手を下したわけではないが
責任の一端はある
怖くなった2人は病院の前にディックを置いてそのまま家に帰った
病院側が気付いた時は既に遅く
ディックは亡くなった
ディックが死んだと知った2人は
自分たちは無関係だと装うためにいろいろと細工をするのだが
どんどん墓穴を掘っていくのだった
ディックの死因はラスト30分で明かされます
正直ディックの死因も驚きだが
この2人の行動も驚きだ
いくら怖くなったからって
血を流してる友達を病院の前に置いてくか?(^_^;)
薄情すぎる
映画『ディック・ロングはなぜ死んだのか?』予告編 - YouTube