本と映画と音楽の日々

主に好きな映画や本のことを書いてます。日常のこともダラダラ書いてたりします。気が向いたらお立ち寄りください。

動物愛護法とはなんだ?

プライムビデオで「動物愛護法」というタイトルの映画を観た

2017年

多数の猫を虐待し

残酷な方法で死傷させた元税理士

実刑を求める署名が集まったにもかかわらず

判決は執行猶予がついた

納得のいかない判決に

憤りを覚えた人も多かったと思う

 

この映画はその事件で

動物愛護法に疑問を持った監督が

動物虐待の実態と

虐待を失くそうと奔走する人々の姿を追ったドキュメンタリー映画である

 

最初から胸糞悪い予感しかしなかったが

やっぱり胸糞悪かった

 

まずネット上で元税理士を煽るようなコメントを書き込んでいたうちのひとりをつきとめ

なぜ煽るような書き込みをしていたのかを追及していく

 

次に飼っていた鳥を虐待死させた男性に

話を聞きに行く

 

煽る人間と虐待する人間

立場は違うが

共通しているのは

悲鳴を上げて死んでいく動物を見ても

なんの感情もなく

ただ研究か実験でも見ているような感覚でいるのだということ

 

なるほどな、と思った

だから平気で見ていられるのだなと

 

元税理士も残酷な殺しかたをしていたが

鳥を殺した男性もひどかった

わざわざ雛から育ててなつかせたところで

残酷のかぎりを尽くして殺す

普通雛から育てたらかわいくて仕方ないと思うのだが

男性は最初から殺すつもりで雛を育てる

 

私には到底理解できない

 

無惨な姿になった動物たちの姿はモザイクがかけられていたが

それでも変わり果てた様子はだいたいわかる

 

今まで動物虐待で逮捕されたやつはいるが

実刑を受けたものはひとりもいない

なぜか

 

法律では動物は「物」として扱われているからだ

例えば人間を殺したら重罪人となるが

動物を殺してもせいぜい器物破損扱い

同じ生命なのに

 

動物愛護法の概要を貼っておきますので見てみてください

 


環境省_動物愛護管理法 [動物の愛護と適切な管理]

 

人間も動物も生きているのは同じ

なら動物虐待も重罪になってもいいはずなのに

上記の愛護法の概念とかなりかけはなれていると思わざるをえない

 

元税理士の事件を受けて

動物虐待に対しての罰則が厳しくなった

 


動物の虐待等に対する罰則が強化されました 東京都福祉保健局

 

しかしまだ生ぬるい

 

アメリカでは

アメリカ全土ではないようだが

一部の州では動物虐待は厳罰化され

重罪だという

 

動物虐待を行う人間は

後に児童殺害などを行うようになる確率が非常に高いという

それがわかっていながら司法は動物虐待の取り締まりを強化しようとしない

 

映画の中でも

動物虐待のことについて連絡しても

それは警察の管轄だ

それは◯◯省の管轄だと

たらいまわしである

 

これでは百万年経っても動物虐待は失くならない

 

最後に

最近問題となっているのが

生き餌YouTuberと呼ばれる存在だという

 

そのひとつとしてあげられたのが

飼っているトカゲにハムスターという「生き餌」を与える動画

 

ハムスターは反撃できないように歯を切られ

トカゲの前に投げ出され

約1時間かけてなぶり殺しにされる

 

そのトカゲについて詳しい人に聞いてみると

元々は砂漠に住むトカゲで

補食の対象は虫だという

さらに

ハムスターは補食の対象ではないし

脂肪が増えるのでむしろ与えないほうがいいとの答え

 

生き餌だと言われてしまえばそれまでだが

本来補食としないハムスターをわざわざ与えて

一時間もかけてなぶり殺しにされてる姿を動画に上げてるのはなぜか?

虐待とするには微妙ではあるが

ハムスターを無駄に苦しめているのは事実

 

動物好きな人にはちょっと厳しい映画ではあるが

是非観てもらいたいとも思う

 

やあ、ドキュメンタリー映画動物愛護法』を観ているよ。Prime Videoを今すぐチェックする https://watch.amazon.co.jp/detail?gti=amzn1.dv.gti.e8893592-ecd9-44c8-b26f-4383f665b50e&ref_=atv_dp_share_mv&r=web

 

 

動物虐待と言うと思い出すのは

もう何年も前に

騒音対策のために

飼い犬の声帯を抜いているというのを

ワイドショーか何かで見た

 

見たときは

そんなことする前に

建物の防音をまずやれよ💢と

ものすごく腹がたったのを覚えている

そんな手術を引き受ける医者も医者である

声帯を抜かれて声が出なくなった犬の顔は

今でも脳裏に焼き付いている

 

最後に今日起こった悲しい出来事

家の飼い猫ぽんちゃんが

しきりに鳴いて私の服の裾を引っ張っていた

どうやら私をどこかに連れていきたいらしい

ぽんちゃんがそんなふうになるのは珍しいので

なんだ?と思ってついていくと

玄関口にレジ袋がひとつ

中を見てみると

なんと

生後何日だろう?という感じの猫が2匹

慌てて袋から出すと

に~とか細い声で鳴いた

良かった、生きてると部屋に連れ帰り

毛布でくるんだ

今日は雪
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こんな日に捨てるとは鬼の所業である

最初から家の庭に捨てたのか

どこかで見つけて連れてきたのかは不明であるが

よく見つけたね、とぽんちゃんの頭を撫でた

生まれて困るならちゃんと避妊手術しろよ💢

と怒りながら病院に行く支度をしたが

今日は日曜日

いつも行ってる病院は休み

日曜日でもやってるところはあるか?と調べようとしたが

思い出した

近所に頼れる猫友がいるわ

電話で事情を説明するとすぐに来てくれた

この人はこれまで保護猫、捨て猫を何匹も引き取って育てたし

保護猫ボランティアの活動にも携わっている

この寒空の中

どのくらい外にいたのかわからないが

一刻も早く診てもらったほうがいいだろう

猫友は私にまかせなさい!と力強く言って

子猫を抱き上げた

こんな日に目も開いてないような子猫を捨てるとは

死ねと言ってるのと同じである

 

後ほど猫友から連絡がきて

2匹ともなんとか助かりそうだ

しばらく入院させる

との事だった

退院後も猫友の家で引き取ってくれるそうだ

 

良かった良かった

 

生き物を飼うということは

その命に対して全責任を持つということだ

 

責任を持てないなら

最初から飼うなと言いたいですね