1980年代後半
アメリカでティーンエイジャーがやたらフィーチャーされた時期があった
それだけ将来有望な人材が多かったのかもしれないが
ティーンエイジャーブームは結構あっという間に終わった
で、そのブームの先駆けとなったのが
デビー ギブソンは曲作りができるのが売り
ティファニーは歌唱力が売りだった
今考えると
デビーは確かに曲作りをしていた
ただ、そんなにもてはやされるような曲作りのセンスがあったのかというと
ちょっと疑問が·····
まあ私はポップミュージックはほとんど聴かないので
いいとも悪いとも判断がつきかねますが
私の印象のみ言わせていただきますと
飛び抜けていいとは思わなかった
そしてティファニーは
確かに歌唱力は抜群である
でもそれだけ
どうしてもホイットニー・ヒューストンやマライア・キャリーと比べてしまう自分がいた
二人ともわりとすぐ人気が衰え
ティーンエイジャーブームも終わりを告げた
ちょっとこきおろすような書き方になってしまったが
実は私ティファニーは結構好きだった
ファーストアルバムは初登場で全米1位をとり
当時注目度は一番高かった
しかし周りの大人たちが悪かったようだ
ティファニー自身は歌手になりたいとずっと思っていて
スカウトされてシンガーとしてデビューした
そこまではいい
しかし親の思惑やら
プロダクション側がティファニーの収益のほとんどを懐に入れるとか
そういったことが彼女の人気に影を落とした
まだ15か16の小娘に
音楽業界のいろいろなこと
契約とか収益とか
そういったことの知識があったとは思えない
通常ならそういうことをサポートするのは
親なりマネジメントなり大人の役目である
ただ歌手になることを夢みた少女とろくでもない大人
悲劇としか言いようがない
清潔なイメージが大切なティーンエイジャーには
この大人たちとの確執が致命的なスキャンダルとなり
マイナスイメージが払拭されることはなかった
先日CDの整理をしていて
ティファニーのセカンドアルバムを久しぶりに手にとった
あまり高く評価されなかったが
私はこれが一番好きだったので
これだけは残しておいた
この中のRadio Romance という曲は
日本のCMに使われ
ティファニー本人も出演している
聴いてもらえばわかると思いますが
アイドル全開な曲です(笑)
懐かしくてつい聴きこんでしまいました
彼女の母親はカントリーの歌手にさせたかったらしいですが
私も彼女の声はカントリーのほうが向いてるような気がします
このアルバムの中で一番好きな曲
↓
あのまま活躍してたら
今頃大物歌手になってたかもしれないけど
もったいないですね