子供の頃から好きなカードゲーム
はっきり言ってトランプより面白いと思う
今時はカードゲームよりもファミコンとか携帯のアプリゲームなんかで遊ぶ人がほとんどでしょうが
私は今でも花札が好きですね
と言っても
周りに花札のルール知ってる人がいないので
私も専ら携帯ゲームですが(^_^;)
この花札
原型となったものは、1500年代後半、時代的には安土桃山の頃に
ポルトガルから伝わったトランプ(当時は12枚×4種のスートで48枚)を真似て作ったもの
これをギャンブルなどに用いるようになったために、禁止令が出て、デザインや枚数を変えて
また禁止令がでて
またデザインや枚数を変えて…
という鼬ごっこを繰り返した結果
現在の形と、ほぼ同じくなったのは1700年代中頃
時代としては江戸時代ですね
賭博に使われてきたため
花札、こいこいというと
ガラが悪いというイメージを持たれがちですが
美しい絵柄の日本の伝統のカードゲーム
もっと一般的に親しまれてもいいんじゃないかなあ
と思う今日この頃
花札はこいこいの他に花合わせ、八八がありますが
私はこいこいしかやったことがないので
他の遊び方は知りません
こいこいのやり方は
トランプのポーカーと似ています
まずは親を決めます
2人で花札をめくり、より早い月の札を引いた方が親で、もう一方が子
続いて札を配ります
場に8枚、札の絵柄が見える状態で配置
さらに、親、子、それぞれに8枚ずつ、札の絵柄が見えない状態で手札を配る
残りは山札として、裏返しのまま積んでおく
配り終わったら自分の手札は見てもOK
自分の手札から一枚場に出し、出した手札の月と場札の中に月が一致するものがあれば、出した札と場札の2枚を獲得できる
その後山札をめくり、めくった山札の月と場札の月の月が一致すれば、めくった山札と場札の2枚を獲得できる
つまり手札と山札が両方場札と一致すれば、合計4枚入手できるわけだ。こうやって札を手に入れていき、役を成立させる。
札の種類と役については、画像をご参照ください
役が成立したら、勝負を継続するかどうか決めなければならない
勝負を継続したいなら「こいこい」と宣言して勝負を継続
勝負を継続しないなら、そこでゲームは終了
ゲームを終了すると、ゲーム終了を宣言した、つまり役を成立させた側が、役の点数を獲得できる
相手側は点数を獲得できない
役が成立しないまま手札がなくなってしまったら引き分け
何回戦かやって、合計点数の多いほうの勝ち
何回戦やるかは特に決まりがあるわけではない
役を作って勝敗を競うところはポーカーと似てますが
ポーカーとの違いは
役が成立した時に勝負をするか、ゲームを継続するか選択できること
ゲームを継続すれば、相手に逆に上がられてしまう危険性はありますが、より高い点数を目指せる
役が成立した時点であがりとすれば、点数アップのチャンスは逃すものの、確実に点数を獲得できる
勝負に出るか?引くか?
また、どの役であがれそうか?
8枚の手札がなくなるまでに判断しなければいけない
ポーカーよりずっと勝負の醍醐味を味わえるゲームだと思う
興味のある方はやってみてください(*^^*)