本と映画と音楽の日々

主に好きな映画や本のことを書いてます。日常のこともダラダラ書いてたりします。気が向いたらお立ち寄りください。

ユトリロ展行ってきました

7/1からユトリロ展が開催されたので行ってきました

 

 


生誕140年 ユトリロ展 「白の時代」を中心に 新潟市新津美術館

 


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アルコール依存症の治療の一環として絵を描いていたユトリロ

 

瞬く間に頭角を表しました

 

アルコール依存症の再発と治療を繰り返しながら絵の制作に取り組んだユトリロ

 

作品は「モンマニーの時代」「白の時代」「色彩の時代」と

3つの時代に分けて展示されていました

 

画家として

もっとも技術、意欲共に充実していたのは「白の時代」

もっとも評価されたのもこの時代です

 

暗い色調で描かれた初期の作品とは対照的に

様々なニュアンスの白を基調とした風景画を描いていました

 

私もユトリロというと白の時代の印象が強いです

 

1912年

アルコール依存症が悪化したユトリロは入院

親身な看護を受けたユトリロ

そこから絵の色調が明るくなっていきます

 

「色彩の時代」の絵は「白の時代」のように高い評価を得ることはなかったとの事です

 

でも絵の色彩の変化は

まるでユトリロの心の変化を表しているようでした

 

私が一番圧倒されたのはランスの大聖堂の絵でした

 


ノートルダム大聖堂 (ランス) - Wikipedia

 

絵のほうは撮影禁止だったかどうか思い出せないので

載せるのはやめておきます

すみません

 

絵の解説のみ載せます


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暗い色調で立体的に描かれた絵は

ユトリロの心情を注ぎ込んだ印象を受けました

 

最後に販売コーナーで図録と

かわいいクレヨンがあったので買いました


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そのうちこのクレヨンで何か描きたいと思います

 

図録の裏表紙にはユトリロの言葉が載ってました


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ユトリロの感性に

触れられたかもしれません