年を取ると
あまり怒ることってなくなります
しかし
怒髪天を衝く勢いで怒りがこみ上げたのがこの映画
ジョディ・フォスター主演の
「告発の行方」
ちょうど簡潔に説明してる動画があったので貼っておきます
↓
【映画紹介】男達を誘惑しレ●プされた美女が裁判をするが【告発の行方】 vbVzcGCbCUw - YouTube
サラという女性が複数の男たちにレイプされ
裁判で勝利するまでの話
最初から最後まで怒り狂って観てました
レイプ裁判の場合
検察や加害者側からよく言われること
「男性を挑発するような服装や態度をしてなかったか?」
「酒が入っていて警戒をしていなかったのではないか?」
こういうのってどこの国も同じなんだな~って思った
露出の多い服着てたからって
酒飲んで警戒心が緩んでたからって
それがなんなんだよ💢
だから頭も股も緩い女だって決めつけて
被害者なのに責められる筋合いなんざないわ💢
それがレイプしていいなんて理由にはならんわ💢
加害者側の弁護士
「彼はまだ学生なんですよ。輝かしい未来があるんです」
はあ~⁉️
輝かしい未来だあ?
その輝かしい未来をぶっ潰したのは
他の誰でもない自分だろうが‼️
一生塀の向こうに入ってろ💢
あ、いかんいかん
ヒートアップした(^_^;)
裁判に勝ち目がないと思ったサラの弁護士
最初は相手方と取引をしてしまいます
それを知ったサラは激怒
そりゃそうだ
サラの姿を見て自分の間違いを悟った弁護士
今度こそ本気で戦います
映画の最後に
アメリカでは6分に一回の割合でレイプ事件が起こっている
そのほとんどは複数犯
深刻な社会問題となっている
というテロップ
レイプシーンは生々しすぎて見ていられなかった·····
次はこれ
「チェンジリング」
1920年代に実際にあった事件を映画化したもの
主人公はシングルマザー
ある日突然息子が行方不明になり
必死で行方を探す
息子は見つからず
5ヶ月後に警察から息子が見つかったと連絡があり
喜び勇んで行ってみれば
そこにいたのはまったく知らない男の子だった
警察には息子じゃないと訴えるも
息子が見つかってめでたしめでたしにしたい警察は強引に息子ということで押し通す
果ては息子じゃないと訴える母親を精神病棟に押し込める
息子の行方がわかりそうなシーンもあった
でも結局最後まで息子は行方不明のまま
母親は死ぬまで息子を見つけることを諦めなかった
これ、ほぼ実話の通りらしいです
これの何が腹立たしいって
警察ですよ
自分の名声のために母親を精神病棟に押し込めて
その病棟の中での扱いがひどすぎる
しかも
そういう人物はその母親だけじゃなく
他にも何人もいたらしい
自分の名声のために人の人生めちゃくちゃにするって
警察のすることじゃないだろ💢
まあ現代と違って
閉鎖的な環境の中での公権力は
理不尽なことも多かったってことなのかな
なんともやるせない映画でした
最後にこの映画
「ハクソー・リッジ」
決定版“2分でわかる”映画『ハクソー・リッジ』特別映像 - YouTube
これも実話に基づいた映画
これは腹が立ったというより
釈然としない
納得いかない
という感じ
男たちは戦地に行った
その中で
人を殺してはならないという宗教的信念を崩さず
衛生兵として大勢の人間の命を救った男の話
戦争で大勢の人を殺さずに救った
それ自体は純粋に素晴らしいと思う
でも救った数より死んでいった数のほうがはるかに多いわけで
ホントに救いたいならまず戦争をやめさせるべきだろって思ったりもして
まあそれは一個人がどうこうできる問題でもないから仕方ないんですが
なんか美化されてる感がすごくて
どうしても釈然としない
正直ただのあまっちょろい若造にしか見えんかった·····
戦争はハクソー・リッジだけじゃなくて世界各国でやってた
結局同胞は救っても
世界各国の人間が死んでいくのはどうでも良かったのかな?
ちょっと意地悪いかもしれないけど
そんな風に思ってしまった
まあ美談は美談です
戦争のさなかに大勢の命を救ったんですからね
でもやっぱり釈然としない
ああモヤモヤする