長年ロックを聴き続けてきた中で
ひとつのバンドのファンでい続けることは難しいと
ずっと思っていました
途中で音楽の方向性が変わってしまったり
自分自身の好みが変わってしまったり
それで好きだったバンドから離れてしまうということは
よくあります
しかし
中にはデビュー当時からずっと好き
という稀有なケースもあるわけで
私にとっては
それがボン・ジョヴィでした
ボン・ジョヴィがデビューして30年あまりになりますが
変わらず好きです
懐かしのデビューアルバム
ランナウェイがヒットして
日本にもやってきました
そして3枚目のSlippery when wet
これで一気に大ブレイク
収録曲のLivin' on a prayerは当初入れる予定ではなかったそうですが
アメリカでのライブで反応が良かったので入れたのだそうです
同様のことはそれまでにも行っていたようです
ライブでの反応をみて判断する
時々はゲリラライブなんかもやっていたようです
さすがにブレイクした後はやってないと思いますが
やったら大変なことになるだろうなあ……
ここまでは若さとパワー全開な感じが溢れてますが
4枚目のNewJerseyでちょっと落ち着いた感じになります
ちょっぴりブルージーな感じになってますね
その後にだしたKeep the Face がスゴくいい
ちょうどグランジブームの真っ只中にリリースしたので
セールス的には振るわなかったようですが
アルバム自体はものすごくいいです
ちなみに私がボン・ジョヴィの中で名盤だと思うのは
この3枚
Keep the face
What about now
最新作のThis house is not for sale
What about now はデビュー当初のようなパワーはありませんが
円熟という言葉がぴったりな
じっくり聴けるアルバム
最新作は
リッチーが抜けて初めての本格的なアルバム
どんなもんかな~と思ってしばらく買わずにいたのですが
やっぱり買ってしまいました
あまり期待していなかったというと失礼でしょうが
その予想は見事に裏切られました
いい意味で
最初から最後まで前向きなパワーに彩られて
やっぱりボン・ジョヴィだ!
と嬉しくなりました
リッチーが脱退したときは本当につらかったらしく
歌うことができなかったとも聞いてますが
そこを乗り越えてこれだけの作品を作り上げた
やっぱりジョンはスゴい!
今でも交流はあるみたいだし
最終的にはまたリッチーに戻ってほしいと思ったりしますが
どうなりますかね?
さて
他の作品
この辺はまあ
評価が別れるかもしれません
悪く言えばマンネリ
右下のBurning Bridges はリッチー脱退後にリリースした作品
これと右上のLost High way
この2枚はかなり曲のバランスやらいろいろなアイデアがちりばめてあって
飽きずに楽しめます
ただ他も決してデキが悪いわけではありません
ボン・ジョヴィ作品は常に高レベル
駄作はありません
あとは個人の好みによりますね
多くの作品の中から好みの作品を選ぶのは
大変な感じがしますが
実はそうでもありません
だいたいはアルバムの核となる曲を1曲目に持ってくるので
1曲目を聴いて気に入れば
そのアルバムは気に入ると思っていいです
まあたまには違う時もありますが(^_^;)
ボン・ジョヴィには駄作はないと先ほど書きましたが
実はありました(^_^;)
セカンドアルバム
7800°Fahrenheit
ファーストアルバムで見せた冴えはどこへやら
なんというか
多分ひとつひとつの曲、それ自体は悪くないと思う
ただアレンジがダサい
救いようがなくダサい……
時間がなかったのか予算がなかったのか
はたまた力みすぎたのか
理由はわかりませんが
どうしたの?と言いたくなる作品です……
それからこの2枚
These days とCircle
駄作ではありませんが
ちょっと残念な作品
曲自体はいいんですが
アルバム全体のバランスが悪い
決して質は悪くないんですけどね
ベストアルバム2枚
そしてこれもベストアルバムですが
ちょっと毛色の違うベスト
それまでの曲を
アレンジをガラリと変えて
全編アコースティックでシブイ感じに仕上げてます
元曲のイメージで聴くとがっかりするかもしれません
ついでにソロアルバム
ジョンのソロアルバム2枚
ファーストソロアルバムのBlaze of Gloryは映画ヤングガンズ2のサントラ的な意味合いもある
ヤングガンズは観たことないし詳しくは知らないけど
聴いてると
こんな感じの映画かな?と映像が浮かんでくるような曲の数々
かなり泥臭いというか
普段のボン・ジョヴィ的な感じはまったくないです
男ジョン·ボン・ジョヴィという感じですね
左のDestination anywhere
非常にシブイ
ジョンの円熟期に作ったからか
はっきり言ってボン・ジョヴィのアルバムよりいいんじゃないかと思ったぐらい良い
そしてリッチーのソロ
左がファーストソロ
ブルースを基調とした
これもシブイ作品
ソロで聴くとやっぱりリッチーは歌うまいな
右は2枚目
これもファースト同様ブルース調ですが
ファーストよりラフで明るい感じ
私は2枚目のほうが好きです
で
最後に
私が好きな作品ベスト3
運転してるときによく聴いてます
おまけ
ジョン·ボン・ジョヴィ
今ではちょっと頭髪がヤバそうな感じがしますが(^_^;)
いい年の取り方してますよね