本と映画と音楽の日々

主に好きな映画や本のことを書いてます。日常のこともダラダラ書いてたりします。気が向いたらお立ち寄りください。

ホラー苦手な人にも観てほしい映画&メンタル立て直す癒し作品

ホラーにも名作駄作いろいろありますが

ホラー大好き人間から

怖いだけでない作品はホラー嫌いな人にも観てほしいと思う

そんな映画をいくつか書こうと思います

 

まずはこれ

「ゲットアウト」


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人種問題が根強く残るアメリカの闇を描いた作品

 

黒人のクリスは週末に白人の恋人ローズの実家で過ごすことになったが

この家で恐怖の体験をする

 

実はローズの実家は黒人を奴隷として売っていた

その奴隷というのも普通に使役するための奴隷ではない

どんな奴隷かは本編を観てほしいんですが

まあひどい

こんな目に合うなら死んだほうがマシってレベル

ここまでじゃなくても

現代でも理不尽な扱いを受けている人たちがいると思うと

やりきれなくなります

 

この一家怖すぎる

まずローズが商品になりそうな黒人の男性を誘惑して実家に連れていく算段をつける

実家に連れていくのに成功したら

心理学者の母親が暗示をかけて体の自由を奪う

競りにかけて落札されたら

医師である父親と弟の出番

 

といった具合に

家族ぐるみの犯行を重ねていた

こんな家族

実際にもいそうでマジ怖です

 


『ゲット・アウト』予告編 - YouTube

 

 

次はこれ

「ジェーン・ドゥの解剖」


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この監督天才か?と思った作品

 

ご存知の方もいるでしょうが

念のため説明するとジェーン・ドゥとは身元不明の女性のこと

これが男性だとジョン・ドゥになるそうです

 

解剖医として働く親子の元に

警察から身元不明の遺体の解剖の依頼があった

解剖を始めると不思議な現象が起こりはじめ

恐ろしい事実が明らかになっていく

というのがあらすじ

 

ホラー映画の手法としては特別変わったことしてるわけじゃないんですが

いろんな意味でセンスがいいんですね

まず根っ子に解剖を持ってきてることによって

オーソドックスな手法がなんか新鮮に怖く感じるんです

あとはカメラワークとか異変の出し方のタイミング

音楽の使い方とか

もう怖さの演出の仕方がホントうまい

 

余談ですが

異変が起こる前触れとして使われてた曲

めっちゃ明るい曲なのに

これがものすごく怖い

映画見終わってからその曲が頭から離れなくなって

ちょっと気分変えようと思ってテレビつけたら

クラシック音楽の番組やってて

演奏してた曲がショパンの葬送(^_^;)

 

怖い気分を吹き飛ばしたくてテレビつけたのに

偶然とはいえ

あまりにもタイミングよく薄暗い曲流れてたんでちょっとビビりました(^_^;)

 


映画『ジェーン・ドウの解剖』予告編 - YouTube

 

 

次はこれ

「ウィッシュ・ルーム」


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とある一軒家に引っ越してきた夫婦

その家には厳重に封印された部屋があった

その部屋でほしいものを願うと叶えてくれる

そういう部屋だった

それから夫婦は仕事もせず

その部屋に高価なものや大金を願い

贅沢三昧な暮らしをしていた

しかし

部屋に願って手に入れたものは

家の外に持ち出すと

あっという間に腐敗や老朽化が進み

灰となってしまうのだった

家の中だけの虚構の品

ある日妻は部屋に自分たちの子供を願い

部屋は男の赤ん坊を妻に与える

それまで二度の流産を経験し

妊娠することに臆病になっていた妻は

欲しくてたまらなかった赤ん坊を腕に抱く

しかし夫は部屋に願って手に入れた子供は受け入れられない

ここから次第に夫婦の歯車は噛み合わなくなり

子供によって恐ろしい状況が訪れるのだった

 

人間の欲望をテーマにした作品

欲しいものがなんでも手に入る

それでダメになった人の話はよくある

この夫婦はどうなったのか

子供はどうなったのか

ぜひ本編で確認してみてください

 


THE ROOM Official Trailer (2019) Olga Kurylenko, Mystery, Sci-Fi Movie - YouTube

 

ホラー苦手な人にも観てほしい映画

最後はこれ

「ハッピー  デス  デイ」


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自分の誕生日にマスクをつけた何者かに襲われ殺された女子学生ツリー

目が覚めるとまた自分の誕生日で

また殺される

そしてまた·····

と殺される誕生日を繰り返す

繰り返しながら犯人をつきとめて殺されるループから抜け出そうと必死になる

果たして犯人は判明するのか

ツリーはループから抜け出すことができるのか

というのがあらすじ

 

この設定は確かにホラーなんですけど

全然怖くないんですよね

むしろコメディなんじゃないかってぐらい笑える

こんなに怖くないホラーは珍しいですよ(笑)

ホラー苦手な人でも平気で観れるレベルだと思います

 

主人公のツリーは美人だけど性格悪い

そのツリーが殺されるループを繰り返すうちに

自分を見つめ直し

成長していくところも見所のひとつ

最後は実に勇ましく戦い

見事ループから抜け出すことに成功します

 


【6月28日公開!】映画「ハッピー・デス・デイ」日本版予告 - YouTube

 

 

さて

話変わって

私はホラーが大好きですが

ずっとホラーばっかり観てるとメンタル厳しくなってくることもあります

そんなとき

メンタル立て直すためにみる作品をいくつか

 

まずはこれ

「ステキな金縛り」


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三谷幸喜監督

幽霊出てきますがコメディです

 

クビ寸前の崖っぷちに立たされた弁護士が依頼された事件の弁護

容疑者のアリバイを証言できるのは落武者の幽霊

その落武者の幽霊に法廷で証言してもらうために奮闘します

 

西田敏行さん扮する落武者の幽霊が

かわいいんですよ( *´艸`)

ぜひシナモンティー飲みながら観てください

 


ステキな金縛り[予告] - YouTube

 

ここからは本になります

 

「ぼくと三本足のちょんぴー」


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漫画家の小田原ドラゴンさんが

飼い犬のちょんぴーとの生活を描いたエッセイ漫画

ほっこりしてて癒されます

全3巻

 

次はこれ

「一日江戸人」


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今は亡き杉浦日向子さんの著書

 

現代の江戸人と言われた杉浦日向子さん

江戸の風俗や江戸の人たちの暮らしなどを楽しく分かりやすく書いた1冊

これ読むと

現代の暮らしが窮屈に思えてくる

年取ったらこんなふうに暮らせたらいいな

と思う

 

次はこれ

「山の帰り道」


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著者が登山したときのことを書いたエッセイ

こちらもほっこり癒される

いろんな山に行っているらしいこの方

楽しい思い出だけではないけど

山が好きなんだな~と伝わってくる1冊

山好きな人にはおすすめです

 

最後はこれ

「日本の小さな本屋さん」


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最近買った本ですが

すご~く楽しい

本好きな人は

多分本屋めぐりも好きだと思う

実際私も好きだし

お気に入りの本屋を探すのも楽しい

そんな人におすすめ

行ってみたいな~と思う本屋もあるので

コロナが終息したら考えようと思います

 

以上

 

ホラーでメンタルやられてしまった方

参考になるかわかりませんが

お役に立てたら幸いです