最近観た邦画
最近職場で続々コロナ感染者がでてる
うちの父親も月曜日に発熱して
PCR検査受けたら陽性でした(^_^;)
おかげで私も今週いっぱい仕事に行けません
時間ができたので勉強の合間に観たかった映画を観ております
邦画はあんまり観ないんですが
せっかくなので興味を引かれたものを観てました
ひとつ目「ちょっと今から仕事やめてくる」
福士蒼汰さん見たさに観た(笑)
いわゆるブラック企業で働く青年が主人公
福士蒼汰はその主人公を救おうとする友達役
ブラック企業がどこまでひどいもんなのか
実際は映画で描かれていた以上にひどい状態がまかり通ってるんじゃないかと思う
きっと真面目で優しい人ほど頑張ってしまって精神を病んでしまうんだと思う
人はこんなふうに壊れていくんだな
というのがしっかり表現されてたと思います
ハッピーエンドなので気分悪くはなりません
ふたつ目「女子高生に殺されたい」
田中圭さん主演
タイトルどおり
女子高生に殺されたい男の話
なんとかその願いを叶えたくて高校の教師になるという素晴らしい計画性
自分を殺してくれる女子高生が
自分の死後逮捕されてはいけないと
自分自身の完全犯罪に挑む
非常にバカバカしいですが
他殺で死にたいと思ってる人には参考になるかもしれませんね(笑)
衝撃の“自分”殺害計画…田中圭主演『女子高生に殺されたい』予告編 - YouTube
みっつ目「渇き」
役所広司さん主演
娘の加奈子が部屋にすべてを残したまま失踪した
離婚した元妻から娘を探してほしいと依頼があった元刑事
加奈子の行方を突き止めるため
加奈子の交友関係をたどっていくと
加奈子の裏の顔が炙り出されていく
自分はまったく手を汚さず
他人を破滅に追い込んでいく
はたして加奈子を見つけることはできるのか
というのがあらすじ
この加奈子
確かに裏の顔はすごい
魔性の女ってきっとこういうのを言うんだろうな
しかし私は特に加奈子を怖いとは思わなかった
加奈子ほどじゃなくても表と裏を使い分ける女はわんさかいるし
高校生にもなればもう立派な「女」である
自分の魅力を最大限利用して
周りを思い通りに動かしていくのは
不思議でもなんでもない
むしろ役所広司さん演じる父親のほうがよっぽどヤバい
元妻とよりを取り戻したい
加奈子を見つけて幸せだった家庭を取り戻したい
その気持ちはわからんでもないが
そこまでやるか?
というシーンが多々ある
ハッキリ言ってこの父親のほうが加奈子よりずっとヤバい
私はそう思いました
よっつ目「累」
有名女優を母に持つ累(かさね)
母ゆずりの天才的な演技力を持ちながら
母親とは似ても似つかない容姿にコンプレックスを持ち続け
ひっそりと孤立していた
そんな彼女が母親から譲り受けた一本の口紅
その口紅を塗ってキスをすると
キスした相手の顔を盗めるという口紅だった
累は美人だが演技力に難のある女優と契約をかわし
美人女優と顔を交換しながら女優としての地位を確立していく
お互いを利用しながら
お互いに対する嫉妬や憎悪などが膨らんでいく
女同士のぶつかり合いが見もの
この作品
ほとんど期待してなかったんですが
思いの外面白かった
ラストで累が演じるのがサロメ
キスした相手の顔を盗める口紅
うまくまとめたなという印象でした
「累 -かさね-」【予告】9月7日(金)公開 - YouTube
最後は「劇場版ほんとにあった怖い話~事故物件芸人」
心霊系の話の中ではかなり面白かった
いわゆる事故物件と呼ばれる物件に住む芸人さんのお話
全3話のオムニバス形式ですが
ひとつの事故物件に関する話を現在から過去に遡って話を進めていく
最後には
あ~そうなんだ
と納得します
じわじわくる怖さも秀逸
これはかなり良い作品でした
同じような作品で
「事故物件」という亀梨和也主演の作品があります
実際自分で事故物件に住んで
その体験を本にした
松原タニシさんの著書の映画化ですが
これはいただけなかった
オカルト作品だからって
なんでこんなわざとらしい演出するかなあ
というシーンがわんさか
最後の演出なんてマジでいらない
原作がとても良かっただけに
たいへん残念な作品でした
それはまあ置いといて
こちらはかなり良い作品
オススメです